コンクリート・モルタル下地 下地別壁紙施工 施工方法のポイント

※下地からのさまざまな影響を極力防ぐためにも下地処理が必要。

・粉吹き・表層の剥がれは、下地がすでに劣化している。下地で層間剥離を起こしてしまう。

↓

ハガレ・目スキ

・シーラーが床などに付着すると、後々のクレームにつながってしまう。

・万一付着した場合は速やかに拭き取ること。

・塗りすぎないように注意。
必要以上に塗りすぎた場合、糊の接着があまくなり剥がれてしまう。

・合成樹脂エマルションでは後々下地のアクで剥がれが起きてしまう。

・コテバケ（塗装用途として利用されている特殊刷毛）を利用すると泡立ちにくく、容易に塗布できます。
スポンジタイプもあるので、状況によって使い分ける。

・目安として指で塗膜をさわり、指にセットアップが付着しなければ乾燥したと考えて良い。

・シーラーの乾燥が不十分だと効果が発揮されない。

ピンホールや塗りムラは、後でアクの染み出す原因になる。

・ボードと異なり、粉末パテだけでは下地から外れることがある。

・合成樹脂エマルションが入っていないとセットアップの膜には接着しにくい。

・ビニル壁紙以外の施工時は、壁紙にあった接着剤をウォールボンドシリーズから選択する。

・シーラーの塗膜を切ってしまうとそこから目開きを起こす原因となるため。

・突き付けの場合、くいさきテープ巾広（70mm）を先に下地に貼っておくとジョイントが楽に合わせられる。

・壁紙の材料によっては、テープの影が出てくることがあるため、事前の確認が必要。

目スキの原因になる。